ときどき神主ブログ - 20110529のエントリ
台風2号が近づいています。今朝から、強風で飛ばされそうな、のぼりの撤去などをしました。
大震災以来、原発事故のことが頭から離れません。特にこのところそのことは益々強くなっています。結論から言うと、私自身は脱原発に転換しました。それ以前は原発に対し、特にどうのという考えはありませんでしたが、何も考えず原発の生み出す電気を使っていたひとりです。反原発の運動をしている人々に対し、イデオロギーの違いから何というか、煙たく思っているところはありました。
神社界においても、山口県の上関原発の工事にあたり、原発敷地として境内を売却するよう迫られた宮司さんが、原発反対の立場から拒否し続け、最終的にはクビとなって辞めさせられ、新しく就任した宮司さんのもとで売却されたという事がありました。
原発について、調べれば調べるほど、その危険性というものがわかってきました。特に、23年前に放送された「朝まで生テレビ」の原発に対する議論を見て、やはり脱原発しかないと確信しました。
神道人として、どう考えるか。葦津泰國氏のブログを紹介します。