ときどき神主ブログ - 200912のエントリ
私の家は、高良大社がある高良山のふもとです。
さきほど車の雪を溶かすのに、お湯を掛けてきました。5センチくらい積もっていたようです。
…と、あららまた積もってきました。
久留米市街地では、ぜんぜん積もっていないと思うのですが、久留米の豪雪地帯(笑)である、我が家からのリポートでした。
12/18のブログ
久留米で今年最初の雪だるま・・・? 雪くまちゃん?
夕刻、「神符守札遷霊祭:しんぷしゅさつせんれいさい」を執り行いました。
作り終えた神符(=お神札)と守札(=お守り)、それに破魔矢、熊手、干支物などの縁起物に、神さまのおしるしを祀り込みます。これで、本当のお神札やお守りとして御利益が生まれるのです。
最近、普通のお店で良く「○○お守り」が売られていますが、この最も意味のある祀り込みがされていないのですから、私から見れば単なる「モノ」だという気がします。
さて、明日の大晦日は、雪だという予報です。
スッテンコロリンとならないよう、皆さんくれぐれもお気をつけて。
社頭で授与している「神塩」が人気です。
塩にはけがれを祓って清める力や、生命力を更新させる力があると言われています。
清め塩は、いろんな使い方をされているようです。
お風呂のお湯に少し入れるという使い方を聞いて、なるほどと感心しました。
日々の疲れをいやすと共に、身も心もすがすがしくなります。
櫛原天満宮では、厄除け厄祓い(やくよけ・やくばらい)の御祈祷をいたしております。
「いつ受けたらいいのですか?」というご質問を良くいただきますが、年が明けたらなるべく早めにお受けになることをおすすめしています。節分とか、旧正月とかをメドになさる方もいらっしゃいますが、それまでの間に思わぬ事が起こらないかと心配されるよりよろしいのではないでしょうか。
最近はずいぶん少なくなりましたが、逆に、前厄(厄入り)に限っては、神社で厄祓いをすると厄になったことを認めてしまうのでよろしくない、できる限りその年の年末に行った方が良いという信仰がある地域もあります。これは、これで、ひとつの信仰でしょうから、お受けはいたしております。
さて、御利益は神社の大小によって変わるものではありません。むしろ大きな神社で祈願者がごった返す中、慌ただしくお祓いを受け、他の祈願者と同時にお参りをして… よりも、おひとりおひとり丁寧に、玉串を神様にささげて真心を込めてお参りできる当宮はいかがでしょうか。
なお、前もって下記よりご予約いただければ、当宮の準備もできますので、よろしくお願いします。
http://kushihara.net/modules/ccenter/?form=5
※平成22年大厄 男性:昭和25,44,61年生まれ 女性:昭和49,53年平成4年生まれ
その前後の生まれ年が前厄、後厄(厄入り、厄明け)です。
厄年にかかわらず「厄除け開運」の御祈祷もいたしております。
※玉串奉奠は、祈祷1件につきおひとりです。
新年の御祈祷より授与の御神酒 日本酒と梅酒です。家族皆さんでいただかれて下さい。
いただくことで、神様のお力(御神威:ごしんい)もいただきます。
お料理などに使っていただいても結構です。
おととい23日の夜は、家族そろってケーキをいただきました。
我が家のこの時期のケーキは、自家製です。 何やら、市販のケーキはずいぶんと高くなるそうで…
それで、いただく前に、ちゃんと、お祝いしました。 メリークリスマス? 違います。
天皇陛下76歳おめでとうございます。
天皇陛下は、私たち国民の幸せを神さまに願うことを大切な勤めとされています。天皇陛下にとって、私たち国民は、「おおみたから:大御宝」なのです。どこぞの国のように、武力で人民を押さえ込み、人民から搾取するというような敵対関係では全くありません。だからこそ、世界に類のない長い長い歴史があるのです。
まぁ、単なるイベントとなっているクリスマスを否定するわけではありませんが、来年ケーキを食べられる前に、「天皇陛下、おめでとうございます」と一言皆さんで言っていただければ嬉しいなと…
何と突然 天皇皇后両陛下がお出ましに 「儀装馬車運行」でのサプライズ
今日は天皇陛下のお誕生日です。心からお祝い申し上げます。いつまでも、いつまでもお元気であられますよう。
もう、数日前の写真なのですが・・・
元旦の竹灯籠の準備
竹筒の灯籠づくりに、ロウソクづくり。皆さん童心にかえって。
最近、長距離ドライブが多いのです。宮崎のある神社さんのホームページ制作のお仕事のため、宮崎まで行ったり。
改めて、今までの走行距離数をながめていると… あれ?そういえばオイル交換していないよなぁ。
今年の春、トヨタカローラ福岡櫛原マイカーセンターにて買った中古のトヨタガイア。 確か、オイルをボトルキープしていますとの話だったことをおぼろげに思い出し、トヨタカローラ福岡櫛原店へ。
連絡もせずに突然行ったのですが、「はい、ボトルキープありますよ。交換できます。」とのことで、お世話になりました。
新車が並んでいる販売店にやってきたのは、本当に久しぶりです。
総代さんによる、門松づくりが今日の午前8時半から行われました。
先週の日曜日に、高良山(正確には吉見岳の近く)から伐採してきたものです。
我が家は久留米でも一二を争う豪雪地帯なのです。 笑
今日の夕方の雪、あっという間に庭に積もりまして、その結果。
ん? 雪だるまならぬ、雪くまちゃんです。ダルマなら、手も足も出ていないのでしょうが、小枝の手と、なぜか耳が。
じゃ~~~~~ん!
新年、正月が近づいてきました。櫛原天満宮の新年縁起物です。
平成二十二年は寅年、寅と言えば・・・ 張り子の虎?
「張り子の虎」とは「虎の形をした首の動く張り子のおもちゃ。転じて、首を振る癖のある人、また、虚勢を張る人、見かけだおしの人などをあざけっていう語」ということですが、当宮の縁起物は、しっかり天神さまにご加護をお願いした、神さまのお力の籠もったありがた~い縁起物なのです。
世の中、デフレスパイラル。物価はどんどん下がっていくばっかり。そして不景気に。
「宮司さん、ここは思い切って!」と、ともかく神さまのご神威をひとりでも多くの方に受けていただきたいと、何と・・・
初穂料 500円 (授与数「超」限定)
予約制とさせていただきます。次のページから予約して下さい。
http://kushihara.net/modules/ccenter/?form=8
※予約終了しました。わずかですか、予約不要分を授与しています。(12/31現在)
ご予約分は、元日から3日までにお受け下さい。
元日 午前0時~午後6時頃迄
2~3日 午前8時頃~午後5時頃迄
頭をちょんと触ると、首を振ってとってもかわいらしいです。
参考サイト
お正月と言えばやっぱり初詣ですね。
NHK紅白歌合戦を観終わって神社に初詣という方も多いのでは。神社一番乗りを目指し、大晦日の夕方からお出かけになる方もいらっしゃるとか・・・ 夜はいつものように寝て、元旦早朝にお参りに行かれる方・・・ 元旦の混雑を避けて、三ヶ日が明けて初詣の方・・・
いろいろですけど、新年に当たって良い年でありますようにとその神社の神さまにお願いするのは誰でも同じのようです。
どうして初詣ってするんでしょうね。
初詣の由来と考えられるのは「年籠(としこも)り」というもので、これは大晦日の夕方から氏神さまのおやしろに籠(こも)ったり、神社の前で夜を明かすのです。また、「恵方詣(えほうもうで)」も初詣の由来と考えられています。恵方とはその年の歳徳神 (としとくしん)がいらっしゃって、たたり神が来ない良い方向と考えられていました。毎年の恵方は干支によって決まります。江戸時代には元日の恵方にあたる社寺に参詣する恵方詣が盛んでした。
毎年何気なくなく神社に初詣。せっかく神社に行くのですから、今年は少し予習をして出かけましょう。
参拝するときには、まず鳥居の手前で軽く一礼してから境内(けいだい)に入ります。
次に手水舎(てみずや)の水で両手を清め、口をすすぎます。
その方法は、まず右手でひしゃくを持って水を汲み、左手にかけて左手を清めます。 次にひしゃくを左手に持ち替えて、同じように右手を清めます。 再びひしゃくを右手に持ち、左の手のひらに水を受け、その水を口にふくんですすぎます。(このとき、ひしゃくに直接口をつけたり、うがいをするのは誤りです) 口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手にかけます。 最後に水を入れたひしゃくを立て、柄に水を流してからひしゃく置きに伏せて置きます。(ひしゃくで水は一回しか汲みません)
気持ちが落ち着いたところでご神前へ進みます。
ご神前に向かう道を参道といいますが、その中央は正中(せいちゅう)といわれ、神さまの通り道とされているので、そこを避けて歩くことが神さまに対する礼儀とされています。
賽銭箱に賽銭を入れたあとに、鈴のある神社では鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝の作法にて拝礼します。 ちなみに、二拝とは拝(深いおじぎ)を二回することをいい、二拍手とは拍手を二回することをいいます。 これが参拝の基本作法ですが、二拝二拍手一拝の前後に軽い礼を加えていただくと、いっそう丁重な作法になります。 とはいうものの、大きな神社では大混雑でゆっくりお参りできないかもしれませんね。
どこの神社におまいりしたらいいの?というご質問をいただきます。
西日本地方には「三社参り」といって、お正月は三つの神社にお参りすると良いとされていますが、ではどこの神社?となると、決まりはないようです。
三社にこだわらず、ただ言えることは、まずは家庭で祀っている神棚、次に住まいの地域を守ってくださっている鎮守の神さま(氏神さまとも)にはお参りすべきだと思います。
今までの感謝と、今後のご加護をお祈りしましょう。
正月になると特に多いのが、厄除けのご祈祷です。
神社は本来数え年でいたしますので、誕生月日に関係なく、正月になると皆年をとります。
ご祈祷を受けるのであれば、できるだけ早めがよいでしょう。
もうひとつ多いのが、家内安全のご祈祷です。
年の初めにあたり、家族の平穏無事をお祈りします。 健康、仕事がうまくいくように、家が繁栄しますように… ほとんどのお願い事は含まれています。 月参りとして、毎月お受けになる方もいらっしゃいます。
【平成22年厄年一覧】
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男25歳厄
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男42歳厄
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男61歳厄
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前厄
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62年生れ
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45年生れ
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26年生れ
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本厄
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61年生れ
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44年生れ
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25年生れ
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後厄
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60年生れ
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43年生れ
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24年生れ
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女19歳厄
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女33歳厄
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女37歳厄
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前厄
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平成5年生れ
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54年生れ
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50年生れ
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本厄
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平成4年生れ
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53年生れ
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49年生れ
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後厄
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平成3年生れ
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52年生れ
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48年生れ
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指定ない年は昭和○○年 他にも幼児4歳厄、女性61歳厄などもあります
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