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満二十歳になると、法律上でも責任ある一人前の成人として扱われます。 この成人に達した人達を祝う儀式が「成人式」です。 現在では国民の祝日として、1月15日に「成人の日」が定められていますが、この日には各地で成人に達した人達を祝う式典が催されたり、神社でも成人祭が行われ、神さまに成人となったことを奉告する姿が見受けられます。 このように、成人となったことを社会から公認されるわけですが、実は日本には古来から「元服(げんぷく)」という、現在の成人式に該当する儀式がありました。 元服とは、男子が成人となった証として、成人の装束を着て髪を結い、冠をかぶる儀式です。 十二歳から十六歳ぐらいまでの間に行われ、このときに幼名を廃して鳥帽子(えぼし)をつけます。 また、貴人の子息の場合は、この際に位を授けられました。 室町中期以後になると、身分の高い人の他は前髪を剃ったり袖を短くするなど、さまざまな形式の儀式が行われていました。
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