ときどき神主ブログ - 祭典カテゴリのエントリ
「その1」に引き続き、次は水天宮の川祭りについてです。
水天宮は元来、筑後川の水神を祭り、文政期ごろまで尼御前社と言っていた。祭神は尼御前大明神・右に安坊大明神・左に荒五郎大明神であり、もとの社地は現在梅林寺がある小山であったが、数回遷地のあと慶安3年(1650)藩主忠頼から社地を賜って現在地に定まった(『社方開基』)
この神社の重要な祭礼は、12月15日に行われていたが、白米と魚を梅林寺のふもとにあった池に納め水神を祭るものであった。この神事は、現在、宮ノ陣町八丁島天満宮で行われている「御供納(ごくおさめ)」と同様のもので、筑後川中流域での共通した水神祭のようである。
しかし、この祭礼が川祭りとして装いを変えるのは、寛文12年(1672)からのようである(『米府年表』)。この年、瀬下町を中心とする氏子たちによって、祭礼が始まっている(『石原家記』)。瀬下が川港として久留米藩の物資の集積・移出地としての地位が確立するにつれて、水天宮の祭礼の性格も変化していった。元来、瀬下港は君津港(右馬丞)と一体化して機能を果たす川港で、領外から久留米城下に入る物資は、若津港で川船に積み替えて瀬下へ運び込まれ、逆に領内物資は瀬下に集めて若津港に送られ、海船で諸方に運ばれた。つまり、水天宮は、水神信仰とともにやがて航海神(海上交通の守護神)へと性格を強めていったらしい。藩水軍の息災と藩米大坂回送の安全祈祷などによる、藩からの強い保護ももちろんであった。
寛延2年(1749)、尼御前社へ若津に出入りする大坂借船船頭中から御神輿が寄附され(『石原家記』)ており、翌3年には、尼御前の御神幸が右馬丞まで行くようになっている(『同前』)。その状況を、安永六年(1777)に著述された『筑後志』に「毎歳四月五日川祭あり。又十一月十五日、祭礼を行い、御輿を船に遷して、州内榎津(現大川市)に到る。海舶の水客等群衆して、幣物を捧げ海上の安寧を祈る」と記している。
水天宮が筑後川流域に分霊されるのは、ほとんど幕末以降のことである(『筑後川農業水利誌』)が、幕末の水天宮の4月の祭礼の様子を具体的に示すものとして、家老有馬監物へ足軽目付が提出した次の視察報告がある。
昨五日瀬下尼御前祭礼に付き、私共打ち廻りの為、罷り出申
し候処、御家中家族衆並びに御扶持人類、町方在方旦隣国よ
り参詣人多く、社役例年の通り、滞りなく相済み申し候。
旦、浜筋に於て同町利平と申す者は謡仕り、通掛物真似壱ヶ
所、同町又八と申す者通掛手妻壱ヶ所差出し、何れも、もき
せんにて見物致させ申し侯。其の外、覗目鏡壱ヶ所出、堀内
浜町筋より茶接待壱ヶ所、御堂物店・菓子店等数ヶ所差出し
賑い申し候え共、口論ヶ間敷儀も御座なく、何ぞ相変り候義
も見開き仕らず候。旦又、例の通り、諸御役方より出役仕り
申し候。此の段申し上げ奉り候。
続く…
昭和47年に始まった「水の祭典久留米まつり」は、今年で第38回です。
水の祭典久留米まつり Official Site
http://kurume-matsuri.info/
会長挨拶に<新しい伝統を創りつつあるこの祭典に、さらに筑後広域の人々の参加によって、市民主役のお祭りを構築したいと願っています。 >とあります。
でも、実は、久留米にも伝統ある立派なお祭りがあったのです。
それはちゃんと神様がメインのお祭りでした。
昨日は7月7日、七夕(たなばた)でした。
牽牛(けんぎゅう)星と織女(おりひめ)星が年に一度、この日に天の川をはさんで逢うことができるという伝説が有名です。
この伝説から、織女星をお祭りして裁縫(さいほう)や習字などが上達するように祈る、「乞巧奠(きこうでん)」という行事が生まれました。これら、中国から伝来した伝説と行事が、日本に古くから伝わる棚機女(たなばたつめ)(神衣を織る乙女)の伝説と結びつき、奈良時代には宮廷や貴族の問に取り入れられて、そして民間にも普及していきました。
ちなみに、笹竹に色紙や文字を書いた短冊をつけて、軒先に立てるしきたりは、江戸時代になってからのことといわれています。
また、七夕の日には、髪を洗ったり、子どもや牛馬を水浴びさせたりする風習が、各地に残されていることから、お盆を控えての、穢(けがれ)を祓(はら)い清める行事であったとも解釈されています。
つまり、七夕の行事というのは、いくつもの要素が合わさり、その結果できあがった風習といえます。
7月7日は、まだ梅雨の時期。これは、明治になって、太陽の動きをもとにした太陽暦になったため、本来の時期より1~2ヶ月早くなってしまったからです。
今年の旧暦7月7日は、8月26日に当たります。真夏がちょっと過ぎて、少し涼しさが感じられる時期ですね。七夕にぴったりでしょう。
8月26日、今年は櫛原天満宮の夏祭り二日目です。
何か計画してみましょうか。皆さんのご意見もお待ちいたしております。
ご参考ブログ
この時期、激しく雨が降ると話題になるのが昭和28年の筑後川大水害です。
死者147名、流失全半壊家屋12,801戸、浸水家屋95,524戸、破堤26ヶ所、被災人口54万人という大変大きな被害が起きました。
当時の写真をいくつか掲載します。
昭和28年6月26日 午後2時頃久留米大橋より撮影
(西鉄鉄橋)同午後5時30分頃 左岸(下流)堤防決壊
こういうの、ご存じですか?
奥に見える、茅草(かやくさ)をなってつくったものです。
茅の輪(ちのわ)お守りです。
茅の輪の起源は、善行をした蘇民将来(そみんしょうらい)が武塔神(むとうのかみ)(素盞鳴尊すさのおのみこと)から「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」といわれ、そのとおりにしたところ、疫病から免れることができたという故事に基づいています。
疫病って…、今でいうインフルエンザなのでしょう。
新型インフルエンザにもバッチリ効くと良いのですが。
この茅の輪お守りを調製しているところです。
昨年当宮で安産祈祷をお受けになっていた方が、初宮詣にみえました。
すくすく育つよう、神様にご加護をお願いしました。
さて、安産の祈祷ですが、本来「着帯の祝い」として胎児の健全な発育を願い、妊婦が白布の腹帯〈岩田帯)を締めるお祝いです。
懐妊五ヶ月目の戊の日を選ぶのは、犬のお産が軽い(安産)ということにあやかりたいという願いからだといわれています。 「安産祈祷」とは、無事な出産を神さまに祈る儀礼ですが、この祈祷を、着帯の祝いの日に合わせて行うことが多いようです。
平成21年年 戌の日一覧
1月
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5(月) 17(土) 29(木) |
2月
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10(火) 22(日) |
3月
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6(金) 18(水) 30(月) |
4月
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11(土) 23(木) |
5月
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5(火) 17(日) 29(金) |
6月
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10(水) 22(月) |
7月
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4(土) 16(木) 28(火) |
8月
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9(日) 21(金) |
9月
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2(水) 14(月) 26(土) |
10月
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8(木) 20(火) |
11月
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1(日) 13(金) 25(水) |
12月
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7(月) 19(土) 31(木) |
近年、家のお祓いを希望される方が増えてきました。
一番多いのは、新居のお祓いです。
新築、中古住宅に関わらず、入居前または入居直後にお祓いします。
最近多いのが、「悪いことが多いのでお清めして欲しい」というご依頼です。
神棚を設けて、日々おまつりして神さまのご加護をいただくことが一番大切ですよ、と説明しますが、やはり一度来て自宅をお祓いしていただきたいという方が多いですね。
できるだけご家族皆さんが揃われる日時を選んで、ご自宅にお伺いします。
部屋の適切な場所に祭壇を設け、神籬(ひもろぎ:神さまの依り代で、榊を用いることが多い)を立てます。
お供え物や玉串を整えたりしますので、準備だけでも30分は必要です。
準備ができましたら、家族皆さん参列していただき、祭典開始です。
神さまをお招きして、今後よりいっそうのご加護をお願いします。
また、知らず知らずの間に身に付いた罪やけがれを取り除きます。
各お部屋もそれぞれお祓いし、外回り、敷地もお祓いします。
大体30分以上かかります。
終わると、「とっても清々しい気持ちになった」と言っていただけるのが、神職にとっても本当に嬉しいです。
世の中には、私たち人間の力ではどうにもならないこともあるでしょうし、神さまにもお力が及ばない場合だってあるかもしれません。
しかし、神さまをお祀りし、日々感謝と謙虚な気持ちで生活することが、わざわいなどを少しでも遠ざけることになると思います。
お問い合わせはこちらからどうぞ
ちょっと遅くなりましたが、15日(日)五穀神社の粥占いの結果です。
野菜が豊作。
東の方向(うきは、日田方面か?)にて、平穏ならざる事起こる。(悪いこととは限らない、良いことかもしれない)
五穀神社相殿に祀られている、稲次因幡正誠公は、特に東方面の農民からの信仰篤いので、きっとお守りくださることと信じております。
良いことでありますよう…。
「毎日、お忙しいでしょう?」
いえいえ、毎日のんびりなんです。(^.^)
駐車場にある、花壇が賑やかです。
櫛原天満宮ご社殿の東側の梅の花
■日本会議福岡県南支部総会・特別記念講演
日 時 4月12日(日)14時30分開会
会 場 ハイネスホテル久留米(5F/千歳の間)
久留米市天神町1-6[TEL 0942(32)7211]
演 題 「日本がいい国だと言って何が悪い
-21世紀の日本の繁栄のために」
参加費 1,000円 主催 日本会議福岡県南支部
後援 筑後青年神職会
■第9回憲法講演会
日 時 5月3日(日) 14時開会
演 題 「日本人よ、誇りを持て-日本は侵略国家ではない」
会 場 福岡国際ホール(大ホール)
福岡市中央区天神1-14-1-16F[TEL 092(712)8855]
参加費 1,000円 主 催 日本会議福岡
4月7日追記
田母神氏 特別記念講演会チケット差し上げます
神棚をきちんと整えていただきましたので、その神棚の前で神事を行いました。
自動車を購入したので、お祓いを… という方は多いのですが、意外と家の方は少ないのです。車に比較すると、ずっと住む家なのですが。
新築に限らず、移転した先の住まいのお祓いをいたしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
今日の午前中、私は地鎮祭奉仕のため外出しました。
ラジオを聞きながら出向いていると、福岡地区では、雪による高速道路の通行止めなどの影響があるようですが、こちら筑後地区ではほとんど積雪はありません。
背振山地が大きな天気の分かれ目になることが多いですね。
鳥栖や基山では大雨でも、久留米は全然降っていないことが良くあります。
で、今日の地鎮祭の祭典及び準備中、雪が降ることはありましたが、滞りなくご奉仕することができました。
積雪がある場合の地鎮祭は、まずは雪かきから… ということになるでしょうね。
「節分」とは立春の前日をさします。そもそも節分という語は、立春だけに限らず立夏・立冬・立秋の前日をさし、四季の節目を意味していた言葉でした。 つまり、節分は1年に4回あったわけですが、旧暦では立春が年の始まりにあたったことから、この節目が特に重要視されて、いつしか節分といえば、立春の前日をさすようになったのです。
節分には、災厄や邪気を払う行事が行われますが、その代表的なものに「豆まき」があります。 年男が「福は内、鬼は外」と唱えながら、煎った大豆をまいて鬼を払うこの行事は、中国の明の時代の習慣を、室町時代に取り入れたといわれています。
かつては、豆まきを「追儺(ついな)」「鬼遣らい(おにやらい)」といい、宮中の年中行事の一つでした。 舎人(とねり)が扮した疫鬼を迫い払うことにより、災厄を払い除くというこの儀式が、次第に民間に伝わっていったのです。
この節分をもって厄年の節目とするという考えもあり、多くの神社で節分厄除祭という名称で祭典が行われているようです。
手元の、福岡県神社庁発行の神社暦には、宗像大社・太宰府天満宮・櫛田神社など、有名な神社ではほぼ行われていることがわかります。
ちなみに久留米市では、日吉町の日吉神社さんが節分大祭として福豆まきや福引きをおこなわれているようです。
櫛原天満宮では、豆まきなどは行いませんが、いつも通りご祈祷はいたしておりますので、ぜひどうぞ。
お申し込み電話番号 : 0942-80-8000
ホームページからのお申し込みはこちらから
今日も数名の方が厄除けのご祈祷をお受けになられました。
こんな小さな神社にわざわざ(?)お越しいただいている訳ですから、奉仕する神職としては、ご祈祷を受けられている方に、何が何でも災いが起きないように!… と一所懸命ご祈祷しています。
まずは、祝詞でご祭神である菅原道真公にご加護をお願いします。
ここの櫛原天満宮から北に22,134mのところに太宰府天満宮、つまり菅原道真公のお墓があるのですが、櫛原天満宮を通して、太宰府にも届け!という気持ちでいたしております。
大祓詞(おおはらえのことば)を奏上し、知らず知らずの間に身に付いてしまった罪や穢れを全て取り去ってくれるよう、天津神(あまつかみ)国津神(くにつかみ)、八百万(やおよろず)の神、つまり、全ての神々にお願いをします。
ご祈祷が終わった後、すがすがしい気持ちになったというお声をいただくと、本当に嬉しく思います。
ご祈祷など、いろんなこと、お気軽にご相談ください。
櫛原天満宮のご社殿前、お札・お守り授与所にだいたい居ます。
※間違えて五穀神社に行かれる方が多いようです。
通常は、櫛原天満宮にいます。
今日は午後より、お焚き上げ。
1年間ご守護いただいた、お神札、お守り、神矢などの授与品を忌火で燃やしました。
櫛原天満宮では、注連飾りなど、神社で授与したもの以外もお受けしていますが、近年なかなか「燃やす」ということが難しくなってきています。
櫛原天満宮の交通安全ステッカーのデザインをしています。
どうですか?
最近は、パソコンとプリンターさえあれば、簡単にステッカーを作れます。
境内の恵比寿神社の福笹を用意しました。
えべっさんにお持ちいただくと… (釣り竿の替わり?)
明日、10日に無料で授与します。
数に限りがありますので、終わったらごめんなさい。
午前10時から祭典の後、丑土鈴を授与しました。
長崎からお参りになった方もありました。ご自身も丑年とのこと。
遠くからのご参拝に感激いたしております。これも神さまが取り持つご縁でしょう。
他にも多くの方がみえました。大正14年生まれというお母さん。とてもとてもそんなお年には見えませんでした。えべっさんと同じニコニコ顔で、それが若さの秘訣かも知れないと思いました。
大変喜んでお帰りになりました。
普段のつまらないことでも、視点を変えることで感動、感激、感謝の気持ちが生まれます。つまらない、くだらないで生活していては、心が病むばかりです。
どんなことでもいい、それをどうとらえられるかが大切だと感じました。
大先輩から学ぶことは、まだまだ沢山です。
今日の夕方は、十日戎で授与する福笹を山で取ります。
櫛原天満宮の鬼門に鎮まられる「えべっさん(恵比寿さん・恵比須さん)」が今年は大人気です。今までになくお参りが増えています。
えべっさんは七福神の中のお一人ですが、他の神さまが外来の神さまであるのに対して、唯一日本の神さまです。
福の神とされ、庶民に親しまれてきました。
当宮のえべっさんです。
いつの間にやらえべっさんが増えていきました。
そのうち何体かを。
丑年の丑の月の丑の日である1月8日の午前10時から、牛の土鈴を無料授与します。50体限定で、ご家族1体とさせていただきます。
今日は午前中からその牛の土鈴にお化粧をしていました。
この牛の土鈴、そんじょそこらの土鈴とは訳が違います。(^。^)
宮司が社殿内を片づけていたときに出てきたもので、少なくとも20年以上まえのものです。
20年以上もの間、櫛原天満宮の社殿内に、菅原道真公の近くに寄り添っていたわけです。寝牛だから、寝ていた? いや、ちゃんと神さまのお使いとしてお仕事していたに違いありません。
素焼きの土鈴なのですが、年数がたっているためシミが多く、恥ずかしそうにしていましたので、今朝から化粧をしているのです。
牛は、病気も治してくれるという信仰があります。すばらしい福を運んでくれるかも知れません。
1月8日、ぜひご参拝くださいませ。
1月8日(木)は、丑年(うしどし)で丑(うし)の月で丑の日です。
櫛原天満宮の寝牛。臥牛(がぎゅう)とも言います。
『久留米市史』によれば、久留米で最も古いもののようです。(在銘文分で)
明治10年(1877年)のものです。
1月8日には、ぜひ牛さんを触りに来てください。
本日、くーみんテレビさんに取材いただきました。
本当にありがとうございます。<(_ _)>
いよいよ受験シーズンです。
受験生の皆さん、健康に気を付けて頑張ってください!
櫛原天満宮では、受験合格のご祈祷をいたしております。
久留米の天神さま、学問の神さまである菅原道真公を祀る当宮にぜひお参りください。
お申し込み
・電話 0942-80-8000
・ネット http://kushihara.net/modules/ccenter/?form=5
神社本庁資格所有の神職が真心を込めて祭典奉仕いたします。
まずは櫛原天満宮で道中の安全祈願。
祭典終了後、まずは櫛原天満宮のご社殿を一周します。
櫛原天満宮の太鼓橋。
中尾地区の家々を巡り、家内安全、無病息災を祈ります。
1月1日の元日には、多くの神社で歳旦祭(さいたんさい)が行われます。
年の初めにあたり、皇室の弥栄(いやさか)、国の安泰、そしてみんなが一年間幸せでありますようにと祈ります。
櫛原天満宮は午前8時、五穀神社は午前10時です。
なお、普段駐車場がない五穀神社ですが、正月は、北西のところの車止めをはずし、車を入れることができます。
来る平成21年は丑年(うしどし)です。
牛と人との出会いは遙か八千年の昔、私たちの祖先が野生の牛を捕らえ、家畜として飼育したことに始まるといわれています。馬と同じく、牛が私たちの歴史に、食糧、労働力、衣料、肥料、娯楽など、数え切れないほどの恵みをもたらした動物であることは、いうまでもありません。『日本書紀』には、食物を生む保食神(うけもちのかみ)の亡骸から五穀のほか、繭や牛馬が生まれ、これをうけ天照大御神は、広く農耕、養蚕、畜産の道をお示しになりました。
天満宮では、牛はご祭神菅原道真公と由縁の深い神聖な動物として大切に扱われています。
牛さんの頭をなでると…
新年も元気でいられそうです。
牛は天神さまのお使いと言われています。櫛原天満宮の寝牛の石像は、明治10年(西暦1877年)、江藤吉道の作です。
福岡、いや九州ではあまり受ける方がいらっしゃらない、八方除け(はっぽうよけ)、方位除け(ほういよけ)、方除(ほうよけ)ですが、時々関東ご出身の方が希望されます。
八方除けといえば、神奈川県の寒川神社さんが有名です。
八方除けなどの詳細については寒川神社さんのウェブサイトに詳しくありますのでご覧いただくとして、ご祈祷(ご祈願)は、当宮でもいたしております。
正月のお問い合わせも多いので、記載しておきます。
ご祈祷料の目安 5000円以上お気持ち
お申し込み 申し込みフォームよりどうぞ。
電話でもいいです>> 0942-80-8000
久留米はお好み焼き屋さんが、少ないのです。
うどんやラーメンが強すぎるのでしょうか?
久留米でお好み焼きといえば、老舗の「吉田」です。
久しぶりに行きました。
出来上がってすぐ写真を・・・と思っていたところに電話がかかってきて、話している間に家族が取ってしましました。<(_ _)>
お好み焼き 豚
神社では昔ながらの数え年で行うのが一般的です。お正月になると、みんな一歳加えますから、誕生日にかかわらず、できるだけ早くご祈祷をお受けになることをおすすめします。
平成21年は、男性だと昭和24年生まれ、昭和43年生まれ、昭和60年生まれが本厄(ほんやく)です。女性の方は、昭和48年生まれ、昭和52年生まれ、平成3年生まれです。
その前後の生まれ年の方も、前厄(まえやく)、後厄(あとやく)ですので、お祓いをお受けになることをおすすめします。
ご祈祷のご案内はこちら
ご不明な点は、お気軽にお電話下さい。
電話 0942-80-8000
12月11日午前8時半に、掛目(かけめ)の座を斎行しました。
碑文より
掛目氏神変遷記
英彦山神社
掛目の氏神として筑後川南岸に位し大正十年の合祀に依り変座す
伽藍社
昭和四十八年三月建設省引堤の為め堤敷となり変座す
昨日はイチョウの落葉で、黄色のじゅうたんでしたが、今日は雪。
積雪までしないものの、結構降っています。
この辺では、初雪でしょうか。
雪にもいろいろあるようで、例えば、レミオロメンの歌には「粉雪」ってのがありますね。ドリカムの最新曲「連れてって 連れてって」では、「粉雪が~♪」ではじまりますね。
でも、雪の種類が含まれる歌と言えば、やっぱり新沼謙治さんの「津軽恋女」。
「津軽には七つの雪が降るとか~ こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪~♪」
年がわかります。(^^ゞ
今日降っている雪は、何でしょう?
ウィキペディア(Wikipedia)で、「雪」をみていたら、これらの分類は「明確に定義された気象用語ではない」そうです。
で、「津軽恋女」で歌われている七つの雪ってのは、太宰治の小説に書かれているんですね。知りませんでした。
普段の土日の境内は子供の声でいっぱいですが、今日は静かです。
遊ぶのに十分な雪が積もれば、賑やかになることでしょう。
11月14日のブログ、櫛原天満宮ふれあい花壇 東櫛原フラワー同好会に続き、先日シャクナゲを植えていただきました。
昨日11月29日は、櫛原天満宮の例祭が斎行されました。
総代、氏子さん、40数名のご参列をいただき、午前11時より厳粛に執り行われました。
祭典後の直会(なおらい)も多数ご参加いただき、ありがとうございました。
「天神さま研究所報告会」参加者募集
太宰府市石坂の九州国立博物館で開催中の特別展「国宝 天神さま」 (西日本新聞社など主催、30日まで)の関連企画として、全国の天満宮に残された伝承や知られざる逸話などをトークショー形式で紹介する「天神さま研究所報告会」を、16日午後1時半から行い、聴講者を募集します。
展示の一環として各地の天満宮の情報を集めたところ、200件近い投稿があり、なかには研究者も知らない貴重な情報も寄せられました。
本催しは、その情報を紹介しながら、わかりやすく天神信仰の広がりを紹介します。講師は同博物館の松川博一、新名佐知子と太宰府天満宮文化研究所の味酒安則主管学芸員。
【日時】11月16日(日) 午後1時半~
【定員】300名。 入場無料
【場所】九州国立博物館 1階 ミュージアムホール
【申し込み】往復はがきに住所、氏名、電話番号を明記し
〒810-0 001、福岡市中央区天神1丁目四の1
西日本新聞イベントサービス 「天神さま」係(092‐711‐5491)まで。
【締め切り】11月11日必着
【お問い合わせ】西日本新聞イベントサービス、電話:092(711)5491
西日本新聞社ホームページ
昨日は、新しい家のおはらいをお願いされて行ってきました。
新居に引っ越す前に、お清めをして、その家に関係する神さまに、今後のご加護をお願いするのです。
新しく車を買うと、交通安全のご祈祷をお受けになる方は多いのですが、もっと大事な「家」は、そんなに多くない気がします。 なぜなのでしょう。
おはらいが終わった後、「とってもすがすがしい気持ちになりました」と言っていただけると、本当に良かったと感じます。
若いご夫婦だったので、これからもしっかり手を取り合って、明るく楽しいご家庭を築いていただきたいと願っています。
今日は地鎮祭奉仕。同じ時間に2件ありました。
私が奉仕した、久留米市の隣町では、こんな晴天の日に何と雨がパラパラと。
テントは用意してあったのですが、参列者の日除け用で準備しているので、祭壇が濡れてしまいます。
テントを神さまの方に動かしていただかないとダメかなぁ・・・ と思っていると、頭上の雲が東に流れ、晴れてきました。 祭典中は一粒の雨も降ることなく、無事に奉仕することができました。
帰ってきて、神社の近くが現場だった宮司に聞くと、全然雨は降っていないそうで・・・
最近、ものすごく狭い範囲の雨が多い気がするのですが。
(三)
おはようございます。
なるべく早く昨夜の夏祭りの写真を掲載しようと思いつつ、こんな時間になってしまいました。
今日、26日もいろんな催し物が行われますので、ぜひお越し下さい。
神楽殿前に用意したイスは満席に…
参道には露店が並び、子どもたちの元気な声でいっぱいです。
いつもと違うご社殿の雰囲気。多くの方が参拝にみえました。
ここでは、何やら子どもたちが熱心に作業中… さて、何でしょうね。
カメラを向けたらVサインをしてくれましたので、掲載。
今日は地鎮祭のご奉仕をしました。
私も5年前にわが家を建てるときに地鎮祭をしましたが、その時の祭典は上司にお願いしました。
私は建て主なので、神主としての奉仕ではなく、参列です。
その時には、本当に無事に建て終わりますように… という気持ちでいっぱいでした。
おそらく一生に一回であろう、その時の気持ちをしっかり忘れず、神職として真心を込めて奉仕しています。
今日の祭壇です。 忌竹(いみだけ)、瑞垣(みずがき)、注連縄(しめなわ)で囲みます。
今日の神籬(ひもろぎ:神さまの依りしろ)の榊は立派すぎて、祭壇が小さく見えます。
普通の倍近い大きさだったかも。(^^ゞ
連日の雨天で心配していましたが、地鎮祭の時は雨も休んでくれました。
時折、涼しい風も吹いてきて、すがすがしい気持ちでご奉仕させていただきました。
地鎮祭などのお申込みは、出張祭典の申し込みページをご利用下さい。
暑さ厳しき折、皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素より櫛原天満宮に対しますご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
さて、櫛原天満宮の夏祭(よど)は、例年通り執行致します。皆様方のご参拝とご後援をお願いし、お誘い合わせの上ご覧下さいますようご案内申し上げます。
8月25日
午後7:30 櫛原源流太鼓
7:40 よさこいソーラン踊り
7:50 くるめにわか(日吉ぎんなん社中)
8:20 ちびっこ三味線・民謡・太鼓
8:50 素人 白波五人男 (櫛原中学校男子特別出演)
8月26日
午後6:40 櫛原中学校ブラスバンド
7:30 イリュージョンピエロ ちゅ~太 足長ピエロショー
7:50 Rintaro マジックショー プロモーションビデオはこちら
8:20 イリュージョンピエロ ちゅ~太 ピエロパフォーマンスショー
8:50 松本カツヒロ サマーライブ
櫛原天満宮の場所はこちらから
7月21日と22日は、五穀神社の夏祭でした。
このウェブサイトを制作しています私、熊懐は、残念ながら所用で伺えず…
日中にお参りに行ったところ、御神輿が。
さて、どこの神様がおいでになっているのでしょう。 クイズです。
いろいろ五穀神社について調べていましたら、「ご繁昌(ごはんじょう)」という祭礼があったそうです。
久留米三大祭りのひとつだったとか。 復活できないものでしょうか。
その当時の境内図もありました。 当サイトに掲載しますので、お楽しみに。