ときどき神主ブログ - 20140313のエントリ
神籬祭祀(ひもろぎさいし)という言葉があります。
神様を祀るのにあたり、その神様の依代(よろしろ)となるのが神籬で、例えば、地鎮祭では榊を立て、御幣を付けたりしたものを神籬とします。
その後、御神体があって、神様がいつもいらっしゃるようになり、神殿(本殿)が造られ、更に拝殿などの施設が整えられて今の神社になったのでしょうから、神籬祭祀は神社祭祀の初期の姿ではないかと思います。
先日、宗像大社にお参りしたところ、ご社殿が修復中で、仮殿に神様がお遷りされていました。その仮殿の雰囲気がまた素晴らしい。
御神体があるのですから、当然おやしろが奥にあるのですが、その手前に神籬。
こういう形の神社も、これからあるのではと感じました。
それで、櫛原天満宮の境内に何かあるの?、、、という話なのですが、先日雑木を伐採していたところ、「あれれ?こんなところに榊が?」