ときどき神主ブログ - 五穀神社の粥占。 一月後、どうなりますか。
粥占と書いて「かゆうら」と一般には読むのでしょう、その名の通り、おかゆで占いをします。
年季の入った木箱の中に、年季の入った、昭和17年の文字が刻された金属製の器に、一升の米で炊いたお粥が入っています。
お粥を炊くのは、総代さんのお役目、この中の器に移すのは、宮司の役目です。
奉書で作ったマスクをして、新米宮司の初粥です。
箱に入れたら、ご覧の通り、東西南北それぞれ書いた半紙で封印します。
御神前で祭典後、ご本殿の中へ。 1ヶ月間納めます。
そうです、お粥だけではなく、生えたカビでも占うのです。
高良山の大学稲荷神社もそうで、全国どこでもそうなのかと思いましたが、当地方や佐賀、筑紫平野に多く見られる程度のようです。
粥を炊いて、棒などをつっこみ、どの程度米粒や豆がその棒についたかで判断する、なんてところが多いようです。
さて、1ヶ月後の3月15日、粥占祭にてお開きします。
どうなるでしょう、、、、
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