ときどき神主ブログ - 登録有形文化財 「楠森河北家住宅」
先日、旧久留米市の神職の研修で、うきは市浮羽町山北の「楠森河北家住宅」を訪問しました。
国の登録有形文化財として登録されています。
美術評論家で、京都国立近代美術館館長などをなさった、河北倫明(みちあき)先生の生家としても知られています。
昔からの伝統を大切に、今でも守り続けていらっしゃいます。巨大な海老の注連縄が天井に。
左の祠は、山北神社。河北家の敷地内にあります。左は、竹垣。これも昔ながらの方法で作られていて、今では九州北部ではこの河北家だけにしかみることができないそうです。
お屋敷のすぐ横には、三次神社があります。浮羽では最も古い神社だそうです。
河北家はお茶を作られ、販売されています。 さっそくいただいて、美味しいお茶を自宅で堪能しました。
ご参考 文化庁データベースへのリンク
楠森河北家住宅座敷
楠森河北家住宅材木小屋
楠森河北家住宅主屋
楠森河北家住宅新座敷
楠森河北家住宅炭部屋
楠森河北家住宅秤蔵
楠森河北家住宅米蔵・器蔵
楠森河北家住宅味噌部屋
現在のご当主である、河北宣正さんは、神社総代会久留米支部長をなさっていることもあり、今回の訪問となりました。
付け加えれば、私の本家である熊懐家もすぐそばで、賀茂神社の宮司家と大総代の家という深い深い繋がりがあり、その御蔭で良く声をかけていただいています。