ときどき神主ブログ - 地鎮祭の鎮物(しずめもの)
鎮物というものがあります。「しずめもの」と読みます。忌物(いみもの)ともいいます。
地鎮祭の時に使うものです。古来より連綿と伝わる地鎮祭の作法で、当櫛原天満宮では必ず地鎮祭で用いております。
木箱です。 その中身は、、、
そう、古墳から出土する物と同じですね。
建物を建てさせていただく、その土地の神様に対する貢ぎ物と言えます。
鉄人像、鉄鏡、鉄小刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉です。
古墳時代から、ずっと続いているというのは凄いことですよね。
裏には、日付とどなたのものかわかるように記しています。
本来は、地鎮祭の中で埋めるのですが、なかなか困難なので、地鎮祭終了後、基礎工事の時に埋めていただくように工務店さんへお渡ししています。
建物のほぼ中央、南から見て鎮物の文字が読めるように埋めていただいています。
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