ときどき神主ブログ - ご神前の金幣を新しく
今日の紀元節祭には、6名のご参列をいただきました。 <(_ _)>
さて、櫛原天満宮ご社殿の金幣(きんぺい)。
金色に輝く、稲妻の形をしたものです。
金色なので金幣なのでしょうけれど、「御幣(ごへい)」が正しい名称のようです。言うなら、「金色の御幣」となりますか。
昔、神さまに布を奉納する(布は貴重品)場合、多くは串に挟んで捧げていました。それが変化して、今の御幣になったのです。はじめの頃は四角形の紙を使っていたようですが、その両脇に紙垂(しで:稲妻の形のもの)を付けたので、現在の形になりました。
先日までの金幣。真ちゅう製でしょうか。
サビというか、傷がとれません。
そこで、今回、金幣用の「紙」に変更したのです。
紙ですから、比較的容易に作ることができました。
右が新しいものです。
さて、御幣の意味ですが、いくつかあります。
■神さまの依りしろ(ご神体)
■神前に飾る装飾品
■参拝者に対する祓具
ちなみに、今回お取り替えした御幣は、装飾品です。
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