ときどき神主ブログ - 久留米の伝統民俗 七五三
先日のブログで、七五三の解説を掲載しました。
戦前の久留米では次のようにお祝いしていたようです。
3歳の時の11月15日に氏神さまに参って成長の感謝をし、お祓いを受けるのが、ヒモトキ。
ヒモトキとは、神社に付け紐の着物で参拝し、帰宅後紐を解くからいう。
この日は、一つ身の紐付き着物から三つ身の紐なし(四つ身)着物に替わる日で、親族や近隣の人々を招いて小宴を催し、赤飯を炊く。特に初生児の場合、盛大に祝う。
子は以後、一人前に箱善に着くことができる。
実家からは晴れ着や帯を贈り、紅白の餅を携える。小餅は近所に配る。
(久留米市史より)
七五三といえば、千葉県や茨城県では、まさしく結婚披露宴と同じように随分派手(失礼)にされるところがあるんですよね。みんながみんなではないでしょうけど。
これとは逆に、「七五三は写真屋さんで写真とっただけ~」という方もいらっしゃるようです。しかも、近年、写真屋さんが早割ならぬオフシーズンの撮影割引を宣伝しているようですから、ますます本義が薄れているような気がします。
櫛原天満宮 七五三のご案内
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