神さまをお祀りする所は古代からありました。 しかし、最初から現在のような社殿があったわけではありません。 古代、大本や巨岩あるいは山などは、神さまが降りられる場所、鎮座される場所と考えられていました。 そして、それらの周辺は神聖なる場所とされました。 やがて、そこには臨時の祭場を設けるようになり、さらに風雨をしのぐためといった理由などから、建物が設けられていきました。 そして、中国の寺院建築などの影響も受けながら、今日のような神社の形態になったのです。