神社では、境内にあって、その神社にだけ自生している木であるとか、神社にゆかりのある木、ひときわ目立つ巨木あるいは老木を「神木(しんぼく)」としてお祀りしています。 神木には注連縄を張ったり、棚をめぐらしている所もあります。 また、神木を御神体としている神社もあります。 古来より、神木は神さまの宿る所であるとか、神さまの降臨する所とされていました。 神木の種類としては、常緑樹の杉や松、榊(さかき)などがあります。 この中でも榊は代表的な神木とされ、神事にも多く使われています。