鳥居をくぐり抜けると、社殿まで続く道があります。 この道を「参道」といいます。 文字どおり参道とは「お参りする道」で、神さまの鎮まる所と人とを結びつける大切な道です。 たとえ、わずかな距離にすぎない参道であったとしても、神さまの鎮まる所へ一歩一歩近づくわけてすから、敬虔(けいけん)な気持ちで進むようにしましょう。 なお、鳥居をくぐるときには軽くお辞儀(おじぎ)をするのがよいとされています。 それから、参道の中央は「正中(せいちゅう)」といわれ、神さまの通り道とされているので、そこをなるべく歩かないようにするのが、神さまに対する礼儀といえるでしょう。