取得方法によって異なります。

神職養成機関については、普通課程においては二年修業で「正階」、一年修行で「権正階」が、無試験検定を経て卒業時に授与されます。 高等課程においては四年(大学部)もしくは大学卒業後一年(専攻科)修業で、在学中に神務実習を終了したものには、無試験検定を経て卒業時に明階が授与されます。 (なお、平成9年7月に規定が改正され、高等課程の学部は平成10年の、専攻科は平成13年の入学生から、卒業・修了時に正階が授与され、その後、二年間の神社奉仕と初任神職研修及び各種研修四日間以上の修了を経て、明階が授与されることになります。 )

神職養成通信教育については、直階・権正階ともに一年以上修業で、在学中に神務実習を修了したものには、無試験検定を経て卒業時に階位が授与されます。

階位検定講習会については、講習期間が、直階は20日以上、権正階は25日以上、正階は30日以上となっています。 直階については、講習期間中に実務実習を行いますので、終了後無試験検定を経て階位が授与されます。 その他の階位については、神務実習終了後でないと授与されません。

検定試験については、一回の受験で全科目合格すれば、短期に検定合格となります。 ただし、階位に応じた神務実習終了後でないと、階位は授与されません。